【DIY・工具解説】モンキーレンチってなんだ?使い方と注意点について理解を深める記事
おはこんばんにちは!mantaiです!
今日は、工具の使い方、「第一弾」として、
モンキーレンチ
についての記事になります。
どんな工具も便利な一方で、
正しく使わないと危険をはらんでいるということを含めて、
説明していこうと思います。
最後までどうぞお付き合いください!
モンキーレンチとは?
ひとつで複数サイズのボルトやナットを締めたり緩めたりできる工具です。
名前の由来
引用:Wikipedia
モンキーレンチと呼ばれるようになった名前の由来については諸説ある。
1858年ごろに調節可能なレンチを発明したことより発明者の名前がCharles Monckyということから、moncky wrenchとなったという説がある。
また、「モン・キー」と言う人物により原案が考え出されたからだ、と言う説もあるが、あまり信憑性の無いネタ話であるらしい。
更には、工具の開口部全体の形が猿の頭部に似ていたとからという説、このレンチが、尾によって持たれている猿のように見えたからだという説がある。
1800年代の工場では蒸気動力を使用しており、その配管が工場の天井近くに張り巡らされていた。この配管ラインのメンテナンスをする若い作業員達は、油まみれになって天井近くをまるで猿(モンキー)のように飛び回りグリスモンキーと呼ばれた。
多くの工具を持ち歩くのが不便な彼らが一丁でさまざまなサイズに使用できると愛用したレンチということより、モンキーレンチと呼ばれるようになったという説もある。
ちなみに、私は工場勤務時代、
サルの手に似ているからだ!
と、先輩に教わったが、上記説の一つにも当てはまらなかったw
猿の手 - はんたろうのがらくた工房 様:サイト
特徴
ボルトやナットサイズに合わせて使用することができます。
ネジ形状のウォームギヤを指で回転させると、ラックの付いている下アゴがスライドして開き具合を調節する事ができる。
モンキーレンチの使い方
1.使用時はしっかり柄を握ってください。
ボルトやナットをレンチの開口部奥まで入れ、締め付け面にガタのないようにしっかりとウォームを回してセットすることである。このとき、少しでもボルトやナットと締め付け面にガタがあると、力を加えた時に六角角部をレンチがつぶしてしまい滑ってしまうことになる。
2.回す時は下あごの方向に回してください。
最も注意する必要があるのが、ハンドル部に力を加える(ネジを回す)方向である。必ず下アゴ方向に回す。反対に回すと、構造上強度が小さい下アゴに過大な負荷がかかり破損する場合もある。
!注意ポイント!
モンキーレンチの場合は、過大なトルクを加えると2点保持であり、またレンチの二面幅に使用中にウォームが回ってガタが発生する可能性が高いため、悪くすれば六角角部をつぶしてしまい空回りする事になる。
これは重大な欠点であり、仮締め用途には許容しうるが、本締め作業や、錆びたネジの緩めに使用するのには、あまり適切でない工具である。
これは、常に頭の片隅に置きながら作業に当たりたい。
おすすめモンキーレンチ
ロブテックス ハイブリッドモンキレンチX W-ZERO
JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2019 日本DIY協会会長賞受賞!!*
なめない!緩まない!の期待に応えた
本締めに迫るプロ仕様!
おすすめポイント1.『Xドライブ』、『ガタレス』でガッチリ掴んでなめにくい!
おすすめポイント2.『バックラッシュレス』で掛け直しの際も緩みにくい!
おすすめポイント3.『ラウンドフォルムハンドル』で手に馴染む!
おすすめポイント4.『目盛り』が目安に便利!
私も実際に使用したことがあるのですが、
ボルトナットに嚙ませたときのホールド感は、ほかの工具では味わえない安心感があります。
また、かけなおしの際にウォームギアが動いてしまい、口開きが変わってしまうものも多くありますが、この製品はそれがほとんどありませんでした!
まとめ
いかがだったでしょうか?
モンキーレンチは、いかなるサイズにも対応していて一見便利なように見えるのですが、上記のように、あくまでも用途は仮締めに使用する工具です。
正しく使用することで安全に楽しく怪我無くDIYができるようになればいいなと思い、記事にいたしました。
また、別の記事では、工具メーカーやほかのおすすめ工具なども書いていますので、よかったら覗いていってください!
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
これからも安全に楽しくDIYしていきましょう!
ご安全に!
では、また。