【雑談ネタ・雑学】日本の伝統和菓子!冬の定番スイーツ?たい焼きに天然と養殖!?たい焼きについて詳しくなれる記事!
※この記事では、店舗や地域などで様々な呼び方や表記(鯛焼、鯛焼き、たいやき、タイヤキ、たい菓子、等)の存在するたい焼きですが、「たい焼き」で統一表記・表現いたします。
おはこんばんにちは!mantaiです!
突然ですが、和菓子と言えばどんなものを想像しますか?
定番なのは、ようかん、おはぎ、大福、最中といったところでしょうか。
しかし私は、まず最初にこれが浮かぶんです・・・。
そう!
たい焼き🐡
です!!
実は・・・私の大好物なんです!!
私が考えるに、たい焼きは由緒正しき日本を代表するスイーツであり、和菓子であると言えるのではないでしょうか!中には、「伝統工芸品」、「民芸品」などと呼ぶ方もいらっしゃるとか。
そんな、たい焼きですが、一言にいっても奥深さが隠れているスイーツであることをご存じでしょうか?
さかのぼるとその歴史は古く、実は「焼き方」が2種類あったり、と今回はそんなたい焼きについて詳しくなれる、明日使える豆知識が盛り込まれた記事なっております!
どうぞ最後までお付き合いください!
たい焼きの歴史
その歴史や発祥については諸説があり、未だに明確にはされていません。
しかし、中でも有力説だと言われているのが、元々は今川焼きから派生したものであり、明治時代に考案された食べ物であるということです。
日本の食文化を解説した「たべもの起源事典」によると、1909年(明治42年)に東京で創業した「浪花家総本店」が発祥だとされています。最初は、今川焼きを販売したところ売れ行きが悪く、考えた末に「鯛の形のたい焼き」を売り出したところ、大ヒットしたのだそうです。
今でこそ鯛は、スーパーや魚屋さんでも買える魚になりましたが、当時は、鯛といえば高級魚! 庶民がめったに食べられなかった鯛の形にすることで、縁起ものを気軽に食べられるというイメージを庶民に与えたのかもしれませんね。
その発祥と言われている浪花家総本店へ訪問した時の記事を書いておりますので、よかったら覗いてみてください!
たい焼きにも「天然」と「養殖」!?
先述の通り、たい焼きには焼き方が大きく分けて2種類あるということをご存じでしょうか?
ズバリその名も、「天然モノ」と「養殖モノ」と言われるそうです!まさに「魚」に由来する呼び方なんです!
最近ではメディアなどでも取り上げられることもあるので、知っている人も多いかもしれませんが、今回は「天然モノ」と「養殖モノ」について次で説明していきます。
「天然モノ」と「養殖モノ」の違いとは?
「天然モノ」のたい焼きの特徴
「天然モノ」とよばれるたい焼きは、確固たる定義はないものの、一丁焼き(もしくは、二匹焼きを含む場合もある)の焼きごてのような鋳型で手焼きしたたい焼きです。
1匹1匹を丁寧に焼き上げることで、一般的に皮は薄皮でサクサクに仕上げ、しっぽまであんこが詰まったこだわりを売りにしているものが多いそうです。
たい焼き職人が数十丁の焼き型を火床の上でガチャガチャと音をたてながら丹精こめて直火で焼き上げる姿が印象的です。
焼き型が2kg以上と重いので作り手への負担がかかることと、焼くのに手間がかかることが難点である。さらに一つの型で1(~2)匹ずつしか焼けないため、焼きあがるまでの間が長くなってしまい、行列ができやすいです💦
天然モノのたい焼きはその負担から食べられる店が年々少なくなっているというが、そんな中でもこだわりの味を守り続けている名店とよばれるたい焼き屋は、根強い人気をほこるようです。
「たいやき わかば」、「浪花家総本店」、「柳屋」の「東京たいやき3大御三家」とうたわれる数少ない老舗から、たい焼きブームで注目が集まってきた名店のたい焼き屋まで、「天然モノ」のたい焼き屋が作るたい焼きは、オーソドックスで伝統的でありながら、個性的なのがその魅力ともいえるでしょう。
この「東京たい焼き御三家」については、前回記事にしておりますので、よければ覗いてみてください!
「養殖モノ」のたい焼きの特徴
一方で、「養殖モノ」とよばれるたい焼きは、一度に6匹~10匹以上を焼き上げることができる鉄板タイプの焼き型を取り入れた大量生産型です。作り手の負担軽減や大量販売を目的として、生地を焼き型に流し入れて焼き、片側にあんこをのせて両側を合わせて仕上げる方式を採用しています。縁日やスーパーの屋台などでよくみられる、ある意味とても身近なたい焼きです。
細やかな火力コントロールができないため、「天然モノ」に相対して分厚くふんわりとした皮となっています。一度に大量に作るが均一な仕上がりにするため、手早く均等にリズミカルに作業することが重要です。
あんこ以外にも「変わりダネ」的なバリエーションに富んだ中身が楽しめるのも特徴だ。カスタードやチョコレートなどクリームのほか、白あんやいもあんは基本。カレーやチーズ、はては肉類や生野菜まで入った「おかず系たい焼き」ものや、皮がクロワッサンや米粉の生地でできているものまで様々です。
バラエティに富んだおいしさが「養殖モノ」たい焼きの大きな魅力の一つである。分厚い皮と中身とのコントラストは、多くの可能性を秘めているように感じます。
今川焼きの流れを汲むたい焼きの王道的な発展形であるといえますよね。
たい焼きには、どんな飲み物が合う?
定番のおいしさ!緑茶
「たい焼きといえば緑茶でしょ~」という気持ちが私も強いです。
なんてったって「和」には「和」で、組み合わせればもう最強です👍
緑茶の渋味と旨味が、サクサク香ばしいたい焼きとよく合いますね。
緑茶についての記事もカッコに書いておりますのでよかったら覗いてみてください!
コーヒーに合わせてちょっとオシャレに
たい焼きの香ばしい皮とあんこのコクが、コーヒーの苦味によく合います。和と洋の組み合わせって、なんだかオシャレですね。意外!と思った人は、ぜひ一度試してみてください。
コーヒーに関する記事も過去に書いておりますのでよかったら覗いていってください!
おやつ時間に牛乳で
牛乳であんこの甘さがまろやかになり、やさしい味わいになります。
刑事の張り込みには「あんぱん」と「牛乳」これが合わないわけがない!
私も一押しの組み合わせです!牛乳と合わせると腹持ちがよくなるので、お子さまのおやつにもぴったり。
学校帰りのお腹を空かせたお子さまに、ぜひどうぞ。
冷めたたい焼きのおすすめの温め方!
たい焼きを持ち帰って食べる場合がほとんどなので、冷めてしまったたい焼きを美味しく食べていただける温め方について紹介します!
オーブントースターで表面を焼きなおす!
普段のトースト焼くようなモードでOK。もちろんトースターじゃなくてお魚グリルでもOK。お魚だからね(笑)
その際はグリルについている本物のお魚のニオイに注意です💦
ちなみに電子レンジで温める方法もあるのですが、皮の水分が飛んで固くなってしまいがちなのでおススメしないお店が多いようです!💦
フライパンでバター焼き
フライパンにアルミホイルを引いて、そこにお好みの量のバターを引く。その上にたい焼きを置いてすこし焼く。すると立派な「たい(焼き)のムニエル」に!!w
皮にバターが染みて香り嗅覚を刺激しが食欲をそそります!実はこれ、隠れたたいやきのアレンジ方法だったりします!バターとあんこが合わないわけがありません!
私のおすすめの食べ方だったりします♪興味がある方はやってみてはいかがでしょうか!
まとめ:みんな違ってみんないい!!
明治や大正時代に創業し実に100年以上続いてきた老舗が中心となった名店でこだわりぬいて作られる「天然モノ」。身近にあってバラエティに富んだ中身が楽しめる「養殖モノ」。2つのたい焼きは、その作り方も皮の印象もまるで違う。どちらにもそれぞれの良さがあり、たい焼き文化を彩っているように感じました。
あ~・・・食べたくなってきた!!w
では、また。